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精製水とは

精製水は、ただ単に水道水を沸騰させただけでなく、水道水に含まれる塩素やミネラルなどの不純物を一切取り除いたものです。精製水は飲料水にしても全く問題はありませんが、その使い道は基本的に「医療用」と「工業用」があります。

医療用の精製水は、薬品の溶解水、医療用器具の洗浄水、化学分析用水、その他医療用水等に使われます。
工業用の精製水は、薬品の溶解水、化学分析用水、バッテリー補充液、洗浄水、原料用水等に使われます。

身近なところでも精製水は使われており、ドラッグストアなどで、500mlが100円前後で販売されているコンタクトレンズの洗浄用の水が有名です。

美容効果が期待できる精製水

精製水は医療で使われる溶解剤ですから、肌への浸透力が通常の水よりも格段に良く、不純物が含まれていないという点では、敏感肌の人にも肌荒れの心配がなく安心して使うことができます。

使い方としては、化粧水の前に使うとその後の化粧水の馴染みが良くなります。エアコンが効いたオフィスでは、乾燥しやすいので肌に精製水をスプレーするのも効果があります。また、イオンスチーマーなどに精製水を使うと、タンク内に水あかやカルキが残らずに機械も長持ちするそうです。

気をつけたいのが、精製水は水道水のように消毒の役割をする塩素が含まれていないため、空気中の雑菌が繁殖しやすいということです。開封したらできるだけ早めに使いきる必要があります。できれば冷蔵庫に保管するようにしましょう。

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