水は腐らない?
科学的には水(H2O)は絶対に腐りません。
水が腐るというのは、水の中のミネラルを微生物が分解して有害な味やニオイが発生している状態です。
つまり、微生物がない状態では腐りません。ポットで高温に加熱した水や、蒸留水は腐りません。ペットボトルの水に口をつけたあとに密封し、放置すると腐るのは雑菌が水の中に入るからです。
では、川や海の水はさまざまな微生物が居るにもかかわらず腐らないのは何故でしょうか。
それは充分な酸素があるからです。
水は充分な酸素がある状況では、二酸化炭素を発生する程度で、悪臭や味が変化するといった腐りかたはしません。
ペットボトルのミネラルウォーターは、ミネラルが含まれていますが、たとえ長期間放置したとしてもそう簡単に腐るものではありません。ペットボトルの水が腐らないのは、国産のミネラルウォーターが十分に雑菌されていることと、ペットボトル自体に酸素を通す性質があるからです。
つまり、酸素が全くない状態で、天然水をそのまま保管すると腐ってしまいます。