御手洗池(ミタラシイケ)

御手洗池は森を背景にした神聖な雰囲気をかもし出す池です。この御手洗池は、聖武天皇の東宮(皇太子)が眼病を患った時に使われた湧水とされています。そしてその湧水が赤倉神社境内の一角にあったことから、別名「赤倉神社のお池」と呼ばれています。また御手洗池周辺は年中絶え間なく湧き続ける湧水で、真夏でも清涼を感じることできる避暑地でもあります。

水の情報

水の種類 : 湧水
水温 : 約13.0~18.0度(通年)
水量 : 1日約600トン
硬度 : 平均39.0~40.0mg/l
主な成分 : 適度なミネラル成分を含む。
飲用 : 可(ただし、煮沸しなければならない。)
持ち帰り : 可(飲用水の他、灌漑用水などに利用されています。)

観光情報

赤蔵山周辺(能登半島国定公園)では、毎年8月になると「能登あかくら山田鶴浜大句会」が開催され、県内外から俳句を楽しむ俳人が池のほとりを歩き…赤蔵周辺の自然を堪能しながら、句を詠んでいます。また御手洗池を含む「赤蔵山憩いの森」は、ハイキングコース/展望台/公園といったレクリエーションエリアになっています。

その他の情報

御手洗池や赤蔵山周辺は、定期的に地元の人々によって清掃活動が行われています。

地図情報

御手洗池の地図
住所 : 石川県七尾市三引町

北陸地方の名水100選 (※現在は「御手洗池」のページです。)
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