智積養水 (チシャクヨウスイ)
三重県四日市市智積町を流れる「智積養水」は、江戸時代に菰野町の湧水池から引いた灌漑用水のことをいう。それ以降、智積町にとって「智積養水」は、生活に欠かせない水になる。また「智積養水」には約250尾の錦鯉が放流されていて、環境省「名水100選」ばかりでなく国土交通省「ふるさと賞」にも選ばれています。
水の情報
水の種類 : 湧水
水温 : 約19.0度
水量 : 1日約19.000トン
硬度 : 平均33.0~41.0mg/l
主な成分 :
飲用 : 不可
持ち帰り : 不可
観光情報
智積町を歩くと智積養水記念公園があり、地元の人々のウォーキング/散策コースになっています。そして智積町内には整備された水路があり、そこには錦鯉が放流されていて、地元の人々のみならず観光客の目を楽しませています。
その他の情報
智積養水の湧水は戦後経済発展に伴い、汚れが目立つ時期があった。しかし地元住民が1つになり昭和47年(1972年)、「地域を美しくしよう」という運動を始め、毎年錦鯉を放流するようになった。その結果、「鯉の住む街」として話題になった。今では智積養水周辺もキレイになり、清掃活動/水質保全活動が実を結んでいます。
地図情報
住所 : 三重県四日市市智積町
東海地方の名水100選 (※現在は「智積養水」のページです。)
宗祇水(白雲水) 長良川(中流域) 養老の滝・菊水泉 柿田川湧水群 木曽川中流域
恵利原の水穴(天の岩戸)