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温泉水とは

温泉水とは地中から湧き出る水のことで、ミネラル成分が豊富に含まれており、地層にしみ込んでいる水が地熱によって温められた水を指します。そして、温められた水温が25度以上ある水を温泉水というのです。(※25度以下の水であっても、上記に明記した成分等々が含まれていれば温泉水と定めます。)通常のミネラルウォーターと同じような感覚で飲んでも良い温泉水がたくさんあります。今やペットボトルに入った形状で、あちこちで販売されているのを目にします。つまり、温泉水は地下水であり天然水であるともいえます。

私たち日本人は、温泉が大好きな民族です。実際、日本という小さな土壌に数多くの温泉地があるわけですが、温泉地と名が付いている場所には、必ずには温泉水が使われていて、その水には様々な成分が含まれています。私たちは、その成分を効能とも呼んでいます。
(※遊離炭酸・リチウムイオン・フッ素イオン・総硫黄等々の成分が1つでも該当すれば、温泉水となります。)

温泉水の効果・効能

ミネラル成分が豊富な温泉は体の疲れを癒してくれる効果が期待できます。更に温泉水を飲むと、体の中にも良い影響を与えてくれるのです。お湯に浸かるだけではなく、飲むことでミネラル成分を体内に取り入れ、その恩恵を得ることもできるというわけです。日本においては温泉水を飲むという習慣は一般的ではありませんが、ヨーロッパにおいては、温泉水を直接飲用することで、効率よくミネラル成分が体内に取り込めると言われてきました。そこで温泉を飲む治療法=飲泉法が古くから親しまれています。

飲用は温泉によっては可能

また温泉水には、私たちの身体の治癒効果を促進させる手段として、飲める温泉(温飲泉:おんいんせん)と飲めない温泉があります。

温泉水の中には硫黄など臭いの強いものもあり、飲用するには抵抗を感じることも少なくありません。そのままの状態で無味無臭の温泉もありますが、そのまま飲める温泉ばかりではありません。逆に人体の許容量を超えるほどのミネラル成分を含む温泉水は飲用することはできません。

一般的に温泉水と掲げて販売されているものは、飲用できる状態にろ過し、気になる臭いを取り除き味も整えられているので、安心して体内に取り入れることができます。

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