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伏流水(ふくりゅうすい)とは

日本には、様々な原水があります。その原水の1つに、伏流水があります。では伏流水とは、一体どのような水なのでしょうか。

私たちが暮らしている日本国土の形状は、おおむね高い山々が連なっています。そして、その山々から伸びる扇状地に河川や山麓が広がっています。伏流水とはそうした河川敷や山麓の下層にある砂礫層(されきそう)を流れている、極めて浅い地下水のことを指します。(※砂礫層…荒い砂を含んだ層)

また伏流水の特徴として、水質が良好で安定していることが挙げられます。事実、伏流水は飲み水やお酒の仕込み水として使われています。何故なら伏流水は砂礫層を流れることによって、水の不純物等々が減少し、結果的にろ過されたような水質になっているからです。

そうした水質ゆえに、伏流水は上水道の有力な源泉となっている場所が多いといえます。ちなみに河川敷や山麓から離れた場所にある地下水は、伏流水には該当しません。

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